八ヶ岳南部 編笠山(25m) 2015年7月19日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 3:37 観音平−−4:20 雲海−−4:54 押出川−−5:50 編笠山(休憩) 6:09−−7:04 押出川−−7:20 雲海−−7:39 観音平

場所山梨県北杜市
年月日2015年7月19日
天候下界は晴れ、山の上はガス
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場観音平に駐車場あり。ただし人気スポットで早朝に満車となり路側に縦列駐車となる
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望晴れていれば大展望。今回はガスで展望無し
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コメント天気予報は良く無いのを承知で観音平から往復。登山口は晴れていたが高度を上げると雲に突入、山頂はガスって何も見えなかった




夜明け前に出発 雲海を通過
押出川 今回も押出川に水あり
展望ポイントその1 展望ポイントその2。完全にガスの中
山頂までもうすぐ 編笠山山頂。ガスで展望なし
下山時の展望ポイントその1。往路より晴れている 雲海から見た富士山
帰りの雲海 観音平到着
観音平から編笠山を見る。まだ雲が絡んでいる


 今週は海の日の3連休だが台風崩れの低気圧が日本海に居座って湿った南風が入る気圧配置で、こういう場合は下界は晴れても山の上はガスに覆われるパターンが多い。初日は山間部は広範囲で雨の予報で会社で仕事をすることにしたが、残り2日をどうするか悩むところだ。当初はテントを背負ってアルプスの縦走を考えていたが、この分だと稜線はずっとガスに覆われて霧雨状態の可能性がある。いろいろ考えたが足がなまらない程度に日帰りでお茶を濁すことにした。例によって行き先はまた編笠山だ。ここなら山頂でガスって視界が無くてもまあいいかと思える程度の労力だし。

 土曜日夜の観音平はまだ駐車場に空きがあったが思ったより車が入っている。駐車場の広場を囲むような縁はほとんど埋まっていた。私と同様に車中泊の車が数台、大きなワゴン車で仲間どおしで来ているグループもあった。2週間前と比較すれば気温は上がっていて寒さを感じるほどではない。

 翌朝。早めに出発準備が整ったので3時半くらいに出発。当然真っ暗だがライト使用で問題無し。上空は薄雲が出ているようで星が見えない。さて、山頂で展望が得られるだろうか。

 南側が開けた「雲海」を通過した時刻はまだ真っ暗で上空の様子は不明だった。再び樹林に入って黙々と登りつづける。徐々に周囲が明るくなり、4:45分くらいでライトは不要になった。まだ早朝で空は白っぽい見え方で東に見える三ッ頭の稜線は見えているが上空は晴れているのかイマイチ判断できない。

 押出川は2週間前同様、水の流れがあった。昨日雨が降った影響もあるだろうが、今年は明らかに水量が多い。

 休むことなく歩きつづけて最初に樹林が開けた場所に到着。下界は雲が多く富士山は見えないが南アは鋸岳、鳳凰三山は雲の下でガスが飛ばされると姿を表しているが、北岳等は雲の中。このまま晴れることはないのだろうか。編笠山山頂方向はどうもガスが掛かっていそうな空の色。残念ながら2回連続で天気はダメかも。

 標高が2300mを越えるととうとうガスの層に突入。涼しいのは助かるが・・・。両側とも濡れたハイマツの中に開かれた登山道を一直線に登る。まだ早い時刻なので今日もすれ違う登山者は無し。

 ハイマツ帯を突破して山頂直下の森林限界線を越えるがガスのまま。そして山頂に立つと2週間前よりは風は弱いがガスで湿った冷たい北風が吹き付けて展望皆無。前回は八ヶ岳は見えたが今回は休憩中もずっとガスの中だった。まあ、これも想定の範囲内だが。

 諦めて下山するが、上ってくる登山者は相変わらず多い人気の山だ。これから権現岳から周回するという男性もいたが、この天気で諦めて編笠山で折り返しただろうか、それともあのまま権現岳に向かったか。下山後、車で甲府方面に走行していたときも権現岳はずっと雲の中で姿が見えなかったので、少なくとも午前中はダメだっただろう。それに対して南アは最後まで甲斐駒は雲がかかったままだったが北岳は姿を見せてくれた。しかしその頭上には怪しげな雲が。富士山の笠雲と同じようなものだろう。その富士山は途中から見えたが山頂には二重三重の分厚い笠雲がかかっていて、山頂付近はずっとガスの中だっただろうし風も強かったと思われる。せっかくの連休中日なのに残念な天気だった。

 それでも下りではたくさんの登山者とすれ違った。標高2300m以下は雲の層の下でドピーカンでいい天気で山頂のガスなど想像できないくらいなのだが。

 満車となった駐車場に空きスペースを作るべく軽く着替えをして出発。今日も縦列駐車が凄い。2週間前よりずっと長かった。そして下界の気温もずっと高く、東京に戻る頃には屋外の気温は34℃を越えていた。暑い!

 

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